第2章 恋の種
伊達政宗視点
俺は外で剣の稽古をしていたが、喉が渇いて小次郎を見渡すが今日は小十郎は畑仕事はしていないようだ。
城へと戻り足軽に聞くことにした、適当な足軽のを引き止めて言った。
政宗「小十郎は何処だ?」
足軽「小十郎様なら優実姫様の部屋の前でお茶えお飲んでおりまする」
俺は優実姫の部屋へと行くと小十郎と優実姫が笑顔で楽しそうで話しをしていた。
小次郎の笑顔なんて今まであんまり数を数える程しか見ていないぞくそなんだよ、小十郎に嫉妬かよ。
俺が話しかけると小十郎と優実姫は驚いた顔をするそんなに夢中になって話していたのかよ。
政宗「おい小十郎」
小十郎「はいなんですか政宗様」
小十郎は立ち上がり優実姫も立つお前は立つ必要ないのにな俺はとりあえずお茶を出してもらうか。
政宗「お茶」
小十郎「それだけですか? 足軽に言えば良いのでは?」
政宗「お前の茶か優実姫の茶が美味いからどっちかがいい」
小十郎は炊事場に行ってしまい俺は優実姫に言った。
政宗「座れ」
俺もさっき小十郎が座っていた場所に座り優実姫は少し距離を置いて座った俺は口を開く。
政宗「優実姫さっき・・・」
その時だった門へと繋がるほうの庭から誰か来た長い剣を持った奴がきっと、前田の風来坊だ俺はなんで直ぐに邪魔が入るんだよ。