• テキストサイズ

恋の花2

第10章 番外編 恋の花、恋の花2その後


私は首を傾げて、盛り付けた配膳を持つ。

佐助「旦那・・・勿体無い」

何がだろうか? 私は行こうとすると、手首を持ち言う。

佐助「祝言では、口付けしなかったけどした?」

私は首を横に振り、手首を離された瞬間に朝餉を運ぶために大広間に向かう。

私はさっきの佐助さんの言葉が、気になる口付けした? という質問。

祝言の時も顔は近付けるが、オデコに互いにくっ付け終わった。

朝餉が終わり私は、信玄様に『これを物置小屋に片付けてくれ』と言われて持っている。

物置小屋に着くと誰かいた、身に覚えのある影だ近付くと幸村様だった。

優実「何をしてるの?」

幸村様は私の方を向き、本を数冊持ちながら言う。

幸村「整理をしないと、物で溢れかえるから」

だから整理をしていたのね、私は物置小屋に足を踏み入れると中は埃っぽい。

優実「色んな物が置いてある」

辺りを見回すと、本やら壺やら刀やら足軽が使う槍などが適当に置いてあった。

幸村「整理はなかなか進まないでごさる」

本を床に、幸村様は置き本棚に置いてある小さな箱を本の上に置き雑巾で棚を拭く。

私は小さな箱が気になり手に取る。
/ 82ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp