第10章 番外編 恋の花、恋の花2その後
甲斐 幸村落ち その後
私は何時ものように、朝餉を炊事場で佐助さんと侍女で作っていたネギを切ってる、佐助さんは今日は味噌汁のようだ。
私はカブの漬け物を切っていた、横で切っていたので何時ものように話をしてた。
佐助「本当にさ、川中島の合戦何時終わるだろう」
川中島は上杉軍と武田軍が戦ってるのだが、なかなか決着がつかない。
優実「幸村様は今どうしてるのでしょう」
佐助「旦那なら槍の稽古じゃない?」
おそらくそうだろうなぁ、朝餉の後は執務室に籠って仕事をして夜遅くまでしてる、寝るのは夜中は珍しくない。
優実「最近頑張り過ぎのような気がします」
私は漬け物を、配膳のお皿に盛り付けながら言う佐助さんは味噌汁を盛り付けしていた。
優実「夫婦になってから、顔合わせてないです」
佐助さんは味噌汁の盛り付けの、手が止まり驚いた顔をして言う。
佐助「そうなの?! 旦那毎日違う部屋で優実ちゃんと寝てるの?」
夫婦って同じ部屋で寝るものなの?