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恋の花2

第9章 ストック


慶次視点

俺は客室の縁側で座って月を見上げるが、出ていない。

暗いが二人は今頃どうしてるだろうか?

独眼竜は真田幸村と戦っていて、優美ちゃんはそれを竜の右目とみているのだろう。

二人の恋の花はストックでこの、花言葉は愛の絆だ。

俺もきっと恋の花を見つけてみせるよ。

きっと何時か優美ちゃんと、独眼竜二人に負けないぐらいの恋物語をするよ。

俺はそう思って優美ちゃんに心の中で、話しかけるように言うが届くはずもない。

けれど今届く気がして優美ちゃんに『幸せになって』と独り言を言って客室に入り寝床についた。
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