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恋の花2

第8章 真冬


慶次君に何か悪い発言でもしたかな?

優美「何か悪いこと言ったごめんね」

慶次君は首を振り言う。

慶次「そうじゃない、夢吉は独眼竜に手紙を渡しに俺さ奥州に来るなと言われた竜の右目に」

けれど慶次君がここまで悲しい顔を、それだけで私は思わなかった。

優美「何かあったの? 私で良かったら相談に乗るよ」

慶次君は小さな声で、私には良く聞こえない声で何かを言う。

慶次「全く優美ちゃんは優しくて、可愛いから俺は惹かれてしまう独眼竜が羨ましい」

その後慶次君と私は店を出て、道の途中で慶次君は立ち止まり私の方を振り返り腕を掴む、至近距離に慶次君の顔があった気が付いたときには。

唇が重ねられていた、直ぐに離されて慶次君は顔を真っ赤にしながら私を離し言う。

慶次「俺が優美ちゃんへの思う気持ち、けれど俺は独眼竜から奪うことはしないそして、これから友達として優美ちゃんの決断を反対しない何だって協力する」

友達として慶次君は私に応援して、私を女として恋愛感情で見ていたことが何より嬉しい。

優美「うん慶次君これから、友達としてよろしくねこれからも」

手を差し伸べて握手をして、慶次君と別れて夕餉の準備の手伝いをしていると小田原城に思いもしない客人が来た。
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