第8章 真冬
私は嬉しくて涙が出てきた、政宗様はそれを拭ってくれる泣き終わった後に奥州へと帰った。
次の日
私は本物の慶次君と城下町に、ある茶屋でお茶をしていた小田原に寄った理由は昨日のこと。
慶次「独眼竜がここに俺に変装して来た、それで昨日の深夜奥州に着いたそれで竜の右目にばれて」
政宗様はどうなったの? 説教でもされたのかな? 私は首をかしげていた。
慶次「説教されたんだけど、更にしばらく外出禁止」
優美「政宗様抜け出しそうです」
慶次君は白玉を口に入れ、幸せそうな顔をする呑気だなぁ飲み込み答える。
慶次「それがさ四六時中竜の右目の監視付き」
抜け出せない監視役だなぁ小十郎様は。
慶次「そういえばさ優美ちゃんの祝言何時?」
祝言の日取り? まだ白無垢の寸法も測ってないからまだだろう。
優美「まだ時間があると思います、詳しい日取りは分かりません」
慶次君はハシを口に銜えたまま『ふ-ん』という顔をする。
私は目の前にある白玉あんみつを食べていると、慶次君がなにやら手紙を書いて夢吉君に渡すと夢吉君は、店から出て走ってどこかに行ってしまった。
優美「夢吉君は何処に行ったの?」
慶次君は突然悲しそうな顔をしてハシを、机の上に置き言う。