第7章 冬を乗り越える為に
政宗「死んだぜ、元々松永壇上久秀は死んでいたが正確には黄泉に送り返した方が正しい言い方だ」
私は頭を撫ぜられている理由が分からない、不思議な顔をすると政宗様は言う。
政宗「複雑そうな顔をするな、俺は優美姫の笑顔がまた見たいと思ってそれと・・・」
すると開けられた戸から慶次君が入ってくる。
慶次「邪魔だったかい?」
慶次君の後ろには、真田さんと小十郎様、忍びがいた。
政宗様はため息を付いた、私何か悪いことをしたのかしら。
政宗「何で俺はいつも邪魔が入る」
私はその後小田原へと帰り、これは小十郎様が言ったことから始まる。
元ザビー教から出て小田原付近になるときに、宿で二人の時だった。
窓で私は月を見ていた時だった、このまま奥州に行くのかな何時まで客人なのかな。
すると襖から声がした。
???「優美姫入ってもよろしいですか? 片倉小十郎です」
優美「どうぞ」
襖を開けて小十郎様は開けた襖を閉めて、私の前で正座をして真剣な目で言った。
小十郎「政宗様のことをどう思っていらしゃる?」
優美「どうとは?」
小十郎「言い方が悪かったか、恋愛とかだ」
私は懐に入れた手紙と手ぬぐいを、握り締め言う。
優美「男の人として政宗様を好きです、愛しています」
すると小十郎様は私に土下座をして言う。
小十郎「ここは気持ちを抑え、政宗様と離れてください」
私は黙り涙をこらえる身分差の恋は分かってたから。
小十郎「理由は優美姫様は、小田原城は婿養子を取らなければ北条家は子孫を残せないすると、結果乱世の世北条家は敵に撃たれて北条氏政は死んでしまいます」
小十郎様の言う言葉は正論だった。