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恋の花2

第7章 冬を乗り越える為に


鍔迫り合いになり、政宗様は松永さんを睨み言う。

政宗「てめぇにくれてやれるのは、竜の爪の跡のみだ」

松永「今更竜の爪など興味も無いのだよ」

すると後ろから声がして、見てみると真田幸村さんとその忍びだった。

真田「政宗殿一人で松永殿を倒すのは無茶かと」

政宗様は松永さんと距離を離す、すると私は後ろから忍びに連れ去れて意識を失う。

失う時に政宗様の声がした。

政宗「待ってろ必ず助ける」

私が目が覚めた先は先ほど松永さんと、来た祝言をやる場所で一人だと不安になる。

出口の扉を開けようとしても、引いても押しても開かない。

それを繰り返してどれくらいたったのだろうか? 力尽きてその場にへたり込む。

泣きそうになり懐から手ぬぐいに包まれた、棒と初めて貰った政宗様の手紙を抱きしめて寝る。

夢を見た幸せな夢昔おじちゃんと城下で、団子を食べてそれをお土産は団子にして両親にあげたこと。

優しい両親の顔で私は目がさめた思わず口に出す。

優美「政宗様、小十郎様と一緒に奥州の城下を案内してほしかったです」

???「そんなのいくらだって案内してやるぜ」

見上げると政宗様が私の視線に合わせて、しゃがんでいた。

私は立ち上がり政宗様も立ち上がり言う。

政宗「教会か初めて見るが綺麗な場所だな」

優美「あの松永さんと言う人は?」

政宗様は私の頭の上に手を置き言う。
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