第6章 恋の花の蕾は膨らんで
俺は風来坊に船に乗る方法を尋ねた。
政宗「風来坊あっちに行く方法ないか?」
考え込む風来坊腕を組み、眉間にしわを寄せて言った。
慶次「あるにはあるけど、この人数は運べないよ」
政宗「何人ぐらいが限界だ?」
指を三人とやって答える。
慶次「三人が限界」
全員を往復させるには、切りが無い他の方法はないのか?
すると横から小十郎が口を出してきた。
小十郎「雑賀衆を尋ねてはどうですか?」
雑賀衆か雑賀孫市女で銃を、使って戦い最新の銃を扱う雇えば使える奴らか。
政宗「why? 雑賀に行けと?」
小十郎「長曾我部元親は、最新の武器を雑賀から手に入れているんです。 だから雑賀に行けばこれだけの兵を乗せられらる・・・」
すると後ろから矢が飛んできて、小十郎と俺は避けて後ろを振り返ると髪は短くて茶色、格好は巫女の格好をしていた。
???「ちょとそこの悪そうな、お兄さん私は海神の巫女鶴姫です」
こいつ人に攻撃しておきながら何言ってんだ?
政宗「まぁ名乗るだけ名乗ってやる、俺は奥州筆頭伊達政宗だ」
鶴姫「あの良かったら、お祭りお兄さんから事情は聞きました孫市鬼お姉様を頼るのもいいかも知れませんが、これから私あの海賊に挑戦状を叩きつけられたのです! ですから私の船で一緒に行きませんか?」
成る程さっきから風来坊が居ねえと、思ったらそんなことしてたのか。
海神の巫女の後ろの方から、風来坊が歩いて来て言う。
慶次「雑賀に行くには大阪を通るだろう? だから海神の巫女に頼んだ」
大阪は通りたくないか、仕方ないまぁ船を出してくれるならその提案受けるか。
政宗「ok」
小十郎「宜しいのですか政宗様?」
小十郎の方をみると驚いた顔で、俺を見ていた俺は頷いて海神の巫女の船に乗った。
鶴姫「今日は遅いので、船は明日漕ぎたします」
慶次「夜のほうがいいじゃないのかい?」
鶴姫は咳払いをして言う。