第6章 恋の花の蕾は膨らんで
幹を殴る苛立ちのあまりに、くそ収まらない。
こうなったら瀬戸内に、行くついでに戦でもして人を殺して憂さを晴らすか?
違うそれをしたら、想像してみた八つ当たりをしてそれを見た小十郎は戦が終わった後にこう言う。
小十郎『政宗様無闇に、八つ当たりで何人も人を殺さないでください命は・・・・』
くどくどその後も言う、だからまた幹を殴る拳には枝が刺さり血が出てきても殴るすると後から声がした。
慶次「八つ当たりかい?」
後を見て手には血が滴り、風来坊は眉間にしわを寄せて俺に言った。
慶次「桜の木に八つ当たりして、手には血が出てきてそれを見た優実ちゃんは心配する!」
風来坊がこんなに、感情的になったは初めてだ。
慶次「俺は! 優実ちゃんのことが・・・・」
その先の言葉はなんだ?
政宗「言いたいことは、ちゃんと言え」
すると風来坊は刀の鞘を抜き、切りかかってきて刀で防御した。
慶次「俺は! 優実ちゃんのことが女として好きなんだ! 俺は一人でも優実ちゃんを探す!」
鍔迫り合いになり、風来坊の思いは優実姫のことを女としてみてる俺は客人としてみてる差だ。
政宗「俺は優実姫のことを・・・・」
何で言葉が詰まる、言え客人だって大切な。
小十郎「政宗様! 風来坊! 何してるですか?」
小十郎のでかい声に、驚き刀を俺、風来坊は納めた。
小十郎「今は協力してる、者同士で何を争っていたのですか? それと政宗様その血は?」
俺は血を抑えて言った。
政宗「これは幹を殴って血が出ただけだ」
小十郎は更に大声で言った。
小十郎「政宗様! 木を殴るなど何をなさってるのですか!
木も命があるのです! 罪もない弱い、懸命に綺麗な桜を咲かす木に殴ったのですか?」
政宗「あぁ」
小十郎「血が出て! 戦に響いたらどうするおつもりですか?」
その後俺と風来坊は小十郎に、正座させられ説教をされた。