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恋の花2

第6章 恋の花の蕾は膨らんで


慶次「瀬戸内の毛利元就」

瀬戸内遠いなぁ、馬で行くにはかなり時間は掛かるすると後にいた小十郎が話し掛けてきた。

小十郎「政宗様」

後を振り返り小十郎は、眉間にしわを寄せていた。

政宗「また小言か」

聞き飽きた、どうせまた『いいですか? 政宗様そうやって無闇に探すのではなく情報収集をですね』とか言い出す。

小十郎「小言ではありませぬ」

じゃあその眉間にしわを、寄せてるのは何だ?

小十郎「人を疑うのは、よくないことだと申し上げたでしょう」

それが小言だネチネチと、ずっとそればっかだ。

慶次「竜の右目は優実ちゃんが、心配じゃないのかい?」

小十郎「・・・・・・」

何故そこで黙る、確かにそれは聞きたい。

政宗「小十郎心配なら、言葉で言え」

小十郎「はっきり言いましょう」

やっと言う気になったか、咳払いをして小十郎は言った。

小十郎「政宗様は何故優実姫にこだわるのですか?」

逆に俺に問うのか?

政宗「奥州の客人だからだ」

小十郎「ではもう一つ、探すのは婿候補がすればいでしょう?」

確かにそれは正解だ、しかしな優実姫をこれは探すgemeというpartyだ。

政宗「さっき言った答えだ」

小十郎「奥州の客人だからですか?」

そうだ分かってるなら、聞くな。

政宗「瀬戸内に行くぜ小十郎、お前らもいいな?」

足軽共「おー!」

声が上がり俺達は馬に、乗って瀬戸内に向かった。

その夜は野宿で夕餉は、味噌汁と、ご飯、酒だが俺は飲まずに夕餉だけ食べて一人桜の木に行った。
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