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恋の花2

第6章 恋の花の蕾は膨らんで


慶次「検討は付くよ」

何か知ってるのか? 風来坊は情報をもってそうだ。

政宗「何か知ってるのか?」

慶次「うん、二つの軍勢かもう一人か会いたくないけど」

風来坊が会いたくない人物? who? 風来坊は指を三本立てて言った。

慶次「まずは武田軍、徳川軍、松永」

武田には真田幸村がいる、卑怯なことをする奴じゃない奪うとしたら奥州に来てるだろう。

慶次「武田は花婿候補に志願してる、徳川も同じ」

武田のおっさんが? 真田幸村がか?

慶次「松永は竜の刀と引き換えの、交渉の為にだろう」

松永はそうだろうな、散々俺の刀を狙ってきた。

政宗「真田幸村はそんなことしない」

慶次「どうして分かるんだい?」

どうして? そりゃあ分かるさ何回も刃を交えてるんだから。

政宗「rivalだからだ、あいつは奪うとしたら奥州にくるだろう」

慶次「その目を見ると、そんな奴だって分かるよ」

残ったのは徳川と松永だな、しかし徳川に会いに行くには武田も通ることになるからついでに聞くか。

俺は次の日足軽と一緒に徳川のところに、向かった風来坊も馬に乗ってついて来る次の日には武田寮に着く。

攻めて真田幸村は二層の槍を俺に向けて言う。

真田「政宗殿貴殿は何故ここに来た?」

政宗「真田幸村お前の忍びに用がある」

真田「佐助に?」

すると猿飛佐助が真田幸村の横に現れる。

佐助「暇だねぇあんたも」

政宗「ふん、北条優実姫知らないか?」

佐助「知らない、旦那が婚約希望を出した相手でしょう」

言い方が悪かったか、俺は変えてみた。

政宗「優実姫がさらわれた、本当に誘拐してないだな?」

佐助「してない、そんなことしたら旦那が希望破棄される」

確かにこいつは馬鹿じゃないな、ならばこの忍びは軍神とも仲がいいはずだ。

政宗「軍神の忍びはどうだ?」
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