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恋の花2

第1章 プロローグ


政宗「Thank you」

南蛮語? 何て言ったのだろうか? 発音もいいしきっと頭いいだわいつの間にか見つめていた茶をすする政宗様を。

私が見つめていることに気がつき政宗様は言った。

政宗「なんだ? さっきから見つめてきて」

優実「あの南蛮語を聞くのは初めてで分からなかったもので」

政宗様は手に持っていたお茶を飲み干し言った。

政宗「Thank youとはありがとうと言ったんだまあ北条の爺さんのところに居れば、南蛮語なんて使わないか」

飲み干した湯飲みを受け取ると畑仕事から終わった小十郎様が来て誰かが門から入ってきた。

政宗様、私、小十郎様は門の方見ると前田慶次君だった。

慶次「奥州名物独眼竜あんたかい?」

政宗「餅が食いたいなら茶屋へ行きな」

小十郎「まずてめぇが名乗るのが筋ってもんじゃなのか?」

慶次君は笑い言った。

慶次「おっとすまん俺は前田慶次いごお見知りおきを、こいつは夢吉」

夢吉「キッキー」

夢吉は小猿で可愛いなぁ私の方を見て慶次君は言った。

慶次「北条のじっちゃんがここに居るって聞いてさ」

優実「慶次君久しぶりだね」

慶次「うん、まさか独眼竜がね恋の花を咲かす気かい?」

政宗様は刀を握り締め言った。

政宗「あんまり俺をからかうな」

政宗様は慶次君に斬りかかった鞘のまま防御した。

慶次「危ないな」

そのまま戦いをして小十郎様は私をかばうように後ろに立たせて戦いを見守る。

政宗「いったい何の用で奥州まで来た?」

慶次「そんなじゃ嫌われるよ優実ちゃんに」

鞘から刀を抜いた慶次君は防御して相打ちになって慶次君は言った。

慶次「俺はここに来た理由は優実ちゃんが心配で来た人が幸せになってこその天下だろう? 恋して喧嘩して俺は利とマツねーちゃんが悲しむ姿をみたくねぇ、それから俺の大切な優実ちゃんという友が幸せに暮らしてほしい、あんたには小さいことかもしれないが! 好きな人に看取られたいと思わないか!」

政宗様は笑みを浮かべて慶次君を六層で吹き飛ばして言った。

政宗「一理あるが俺はまだ恋とか考えてない」

そう言って城のほうに行ってしまった小十郎様も軽くお辞儀して行ってしまうので、私はその後を追いかける。

部屋に戻り畳の上で横になっていると小十郎様が来て私は夕餉の手伝いをさせてもらった。

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