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恋の花2

第5章 恋の花の茎が伸びて


優実視点

私は自分の部屋に戻ると風魔さんが立っていた、何もしゃべらないが言葉が私には、聞こえ会話が出来ていた。

風魔「氏政様は君を嫁がせたいと、思っているがそれは奥州ではないようだな」

優実「私は自分がおじちゃんの恩返しが出来ればいいのです」

風魔さんは頷き答えを返す。

風魔「恩を返したい気持ちは分かるが、自分の気持ちを伝えたらどうだ」

風魔さんは他の人には、自分の気持ちを伝えられないから重みがある言葉だ私は懐からかんざしを出した。

優実「これは両親の形見でした、嫁入りの時に使えと」

風魔「・・・・・・」

黙ってしまう風魔さん表情を見ても変わらない。

優実「私は奥州にいたいです」

風魔「それを氏政に伝えろ、きっと賛成してくれるでも自分の身分も考えて北条軍のことも考えろ」

風魔さんはそう言って消えた、私は走っておじいちゃん、小十郎様、政宗様がいる大広間へと向かった。

大広間の襖を開けると政宗様が署名に、名前を書こうとしてるところだった。

優実「おじいちゃん」

私はおじいちゃんの前に座り言った。

優実「私はまだ奥州に居て、同盟国の人間としてみたいのです」

氏政「別に良いが」

私は小十郎様と政宗様の方角を見る。

政宗「as for you it is natural to come to oshu」
〔奥州に来るのはお前は当たり前だ〕

私は奥州だけ分かったなんとなく来いと、言われたような気がする。

小十郎「政宗様承知するのですか?」

政宗「of course a woman is a・・・guest of oshu」
〔もとろん女は奥州の・・・客人だ〕

南蛮語を言ってる政宗様の言葉は、理解は出来ないが小十郎様に分かるか聞いてみた。

優実「政宗様が言ってる、南蛮語分かるのですか?」

小十郎「分かるが」

凄いさすが小十郎様笛も出来て、料理も出来て、頭もいいなんてそっかだから副将として勤まっているのね。
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