第4章 恋の花の芽
優実視点
私は小十郎様に政宗様が執務室に居て、仕事をしている政宗様にお茶を持って行き襖の前で声を掛けた。
優実「政宗様お茶を持ってきました」
返事がない再度声を掛ける。
優実「政宗様?」
私は襖を開けてみると政宗様が床に倒れていた、私は駆け寄り苦しそうな息をしていたので私は政宗様のおでこに手を当てるとすごい熱で、私は急いで小十郎様に言って部屋へと運んだ。
その後タライに水を汲んで手ぬぐいを持って政宗様の部屋へと行った、襖を開けると小十郎様が政宗様の汗を拭っていた私はタライを置き言った。
優実「私政宗様の傍に居てもいいですか?」
小十郎「いいけどある程度のところで、部屋に戻り寝ろよ」
優実「はい」
政宗様の部屋を出た小十郎様その後に汗を手ぬぐいを拭き手ぬぐいをタライに付けて、おでこにやるの繰り返しをしてる間にウトウトしていた。
いつの間にか私は寝ていた、目を覚ますと頭に手が置かれてて髪の毛を触られていた見上げると政宗様だった。
政宗「起こしたか?」
優実「いえ、あの体調はどうですか?」
政宗「良くなってる」
良かった執務室で倒れてる政宗様を見て私は、心配をしたから泣きそうになったくらいに。
政宗「ずっと診ててくれたのか?」
優実「途中で寝てしまいました、すいません」
寝てしまっては風邪を診ている意味がなくて私は謝ったが頭に手を置いたまま政宗様は笑顔で言った。
政宗「thank for examining a cold」
南蛮語? 何て言ったの?
政宗「風邪を診てくれてありがとうって言った」
何だか政宗様が南蛮語を言ってる姿かっこいいなぁ発音もいいしかなり勉強なさったのだろう。
優実「戦でも南蛮語を言ってるのですか?」
政宗「thats rightその通り」
使ってるんだ小十郎様も南蛮語知ってるの?
優実「小十郎様は南蛮語言えるのですか?」
政宗「小十郎は言えない」
そうなんだ意味は分かってらっしゃるのかしら。
優実「意味は小十郎様は知ってるのですか?」
政宗「分からない」
私はしばらく政宗様と会話して自室へと戻った。