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【ツイステ】いらふわ系男子

第2章 第1章 主人公side


?「おや……可愛らしい稚魚ですね」




とっても背の高い人にぶつかってしまった、笑顔だけど何でか怖さを感じる




『あのっ……ごめん、なさっ』




ジェイド「あぁ…泣かないでください。怖がらせたのならばすみません、僕はジェイド・リーチと申します」




カリムの時のように抱き抱えあげられ、ニコリと微笑まれる




『僕…ノア、ごめんなさい、じぇーど』




ジェイド「はい、大丈夫ですよ」




カリム「ごめんなぁ、ジェイド!ノアも怪我なかったか?」




『うんっ!じぇーどってすっごく背が高いんだね!』




ジェイド「ふふ、はい。ウツボですから」




『じぇーどは人間だよ?』




首をコテンと倒すと、頬をぷにぷにとつつかれた




ジェイド「すみません、間違えました。ウツボの人魚です」




『人魚さんっ…凄い!僕お話でしか聞いたことない!』




ジェイド「おや、どんなお話でしょうか、気になりますね」




『ぇっとね…人魚のお姫様が、人間の王子様をすきになってね』




ジェイド「ふふ、とても素敵なお話なんでしょうね」




『もう!僕がお話しするからちゃんと聞いてっ!』




むすっとしながらジェイドの口に手を当てて話せなくする




ジェイド「ふふ、すみません」




『ぇっと、それでね。んーと……』




モブ「何あれ、兄弟?」
モブ「いや、親子にしか見えねーよ」
モブ「あぁ、母と息子だな」




『ぇっと、海の魔女が人魚のお姫様の願いを聞いてあげるの!』




ジェイド「おや、海の魔女さんはとても優しいんですねぇ」




『でしょ!じぇーど、この話知らなかったの?』




ジェイド「えぇ、初めて聞きました。とても良い話で感動しました」




『じゃあ僕がもっと教えてあげる!』




にぱっと笑ってジェイドにそう言うと彼もニコリと笑ってくれた




ジェイド「ふふ、ありがとうございます。ただ、そろそろ移動しないと授業に遅れてしまいます。続きは放課後にいたしましょう」




『ほーかご?なぁに、それ?』




ジェイド「授業が全て終わり、自由に好きなことができる時間ですよ」




ジェイドはそう言うと僕を抱えたまま、グラウンドという所にカリムと向かった
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