第2章 第1章 主人公side
シルバー「…そうか、よくセベクに怒られているんだ」
『怒られる?それってシルバーが心配なだけじゃないかなぁ』
カリム「かもな!シルバーが急に寝るから焦るんだろうな」
シルバー「そう、いうものか?よく…分からないな」
モブ「いやなんであんな解釈になんだよ…」
モブ「ふわふわしすぎだろ」
モブ「いらふわ三銃士がッ!!」
なんだか皆が騒いでるけどどうしたんだろう?なんて考えていると、授業の始まりを告げる鐘が鳴った
メム「ヒヒヒッ、はぁい子供達」
その言葉と共に天井からフワフワと降りてくるマダム・メム、彼女は僕達を驚かせるのが好きだ
メム「今日は3人組で星座について調べてもらうわ。レポートの提出は再来週の授業まで、星座は星占術に関するものなら何でもオーケーよ」
マダム・メムが杖を振ると、羊皮紙と分厚い本が人数分机に現れた
メム「その羊皮紙にレポートを書いてちょうだい、本には星座について大抵書いてあるわ。もっと詳しく知りたい場合は図書館を利用することね」
マダム・メムはパチンと指をならし、始めてちょうだいと声を上げた。生徒達は早速チームを組み、題材を決め始める
シルバー「星座か、何についてが良いだろうか」
分厚い本をパラパラと捲りながら、題材を探す
『サソリはどぉ?生きた化石って呼ばれたり、魔除けの動物だって聞いたことあるんだぁ』
カリム「なんだその話!面白そうだな!」
シルバー「そうだな、そのような話があるならレポートも書きやすそうだ」
『じゃあ決まりだねぇ、まずはこの本と教科書から情報探してみよぉ』
カリム「おう!けど、さっきのノアの話も書きたいよな~」
シルバー「ならば、2つに分けて纏めるのはどうだろうか。1つはロペスの話、もう1つは星座本来について」
カリム「いいな!それ!」
『うん、さいよー』
そんな感じで構想が決まり、情報を探して共有しメモをとるというのを喋りながら続けた
シルバー「なかなか良い情報が出たな、纏めるのは個人だろうからここまでだな」
『そうだねぇ、どんな風に纏めようかなぁ』
カリム「悩んじまうよなぁ」
その直後、終了の鐘が鳴った