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相澤消太と色んなシチュエーション

第4章 繋ぎとめる理由


「お、おい」

「ひざし先輩は私の事嫌いなんですか」

私に手を握られひざし先輩は動揺しているようだった。


「ひざし先輩は…私の事嫌いなんですか…」


もう一度そう言ってひざし先輩を見つめると
街灯に照らされた先輩の顔は少しだけ赤かった。


____________

「俺、消太に殺されるかも」

そう言いながら服を脱ぐひざし先輩を私は見ていた。

「そんなこと…だってもう別れるし」

私がベッドに横になりながらそう言うと、ひざし先輩はいつもより静かなトーンで話し始めた。


「お前雄英にいたころも結構目立ってたから、お前と消太が付き合った時驚いたよ」

「え、なんで」

そう言うとひざし先輩は照れながら頬を掻いた。


「ほら、お前綺麗だし」

そう言われ顔が熱くなっていくのを感じた。
それを隠そうとする前にひざし先輩は私に顔を近づける。



静かになった部屋で、布の擦れる音だけが聞こえる。
ああ、私これからこの人とエッチするんだ。


お酒でふわふわとする頭では細かい事は考えられない。
だけど目の前の色気のある顔をするひざし先輩に、私は興奮した。




_________

「んっ…ん…」

静かな部屋に唾液の混ざり合う音だけが響く。

身体がふわふわとしているからか、余計気持ちいい。

ひざし先輩は思っていたよりもずっとキスが上手かった。


「日向、もういいか…?」

そう言われ目を開けると息の上がっているひざし先輩がいた。
私が頷くとひざし先輩は私の下着を脱がしていく。

それをぼんやりと見ているとふと下に指が触れた。


「これなら慣らさなくてもいいな」

そう言われ身体を押し倒されると、
ひざし先輩は私の下に大きくなったそれを押し付けた。


硬いものが入ってくる感覚に背筋がゾクゾクしてしまう。

「あッ…んッ」


抑えられない声が恥ずかしくてひざし先輩の背中を抱く。
すると枕もとで携帯が鳴った。


プルルルル…
うるさいなと思って携帯の画面を見ると一瞬息が止まった。


『相澤消太』


画面に表示された名前を見て、思わずひざし先輩の顔を伺ってしまう。

するとひざし先輩は小さくため息をつきながら頷いてくれた
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