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【ツイステ】幻想ラビリンス!

第1章 監督生



「なんだあのヤバイの!?」

「あんなの居るなんて聞いてねーんだゾ!!はよ逃げろ!」

「めっちゃエグい!でもアイツ石がどうのとか言ってなかった!?」

「うん、確かにそう聞こえた」

「えぇっ!?」

エースの問いに、一番始めに声を聞いたユウが頷く。



『イジ…イシ、ハ……ワダサヌ………!!!』



「「「「!!!!」」」」


少し距離があるようだが、バケモノは叫びながら追いかけてきているようだった。

そして、今度は全員にハッキリと「イシ」と聞こえた。


「やっぱりここに魔法石はまだあるんだ!」

「むむむむむりむり!いくらオレ様が天才でもあんなのに勝てっこねぇんだゾ!」


グリムは涙目だ。

「だが魔法石を持ち帰れなければ退学……僕は行く!」

「冗談でしょ!?」

「1人じゃ無理だよ!」

エースとユウがそう言うが、デュースはバケモノの方を向いた。


「俺は絶対に退学させられるわけにはいかないんだ!」


こうしてバケモノとの戦いが始まった。
が、全くこちらの魔法が通らないーーー。

防戦一方になっていたところ、バケモノの背後がキラリと光った。

「今、なにか光った!?」

戦いに参加できないユウは、その光をハッキリとみていた。
それを聞いてエースも攻撃を防ぎながら確認する。

「あいつの後ろ!坑道の奥でなにか光って……」

「あの光は、魔法石……!?」


『ォオオオオヲヲヲ!!ワタサンゾオオオ!!!』


バケモノもこちらが魔法石に気付いたことに気付いたのか更に凄まじい気迫で迫ってきた。


「オイユウ、ひひひひとまず逃げるんだゾ!このままじゃ全員やられちまう!」

「うんっ!」


グリムの掛け声に応じて、ユウを始め、全員が坑道から逃げたしたのだった。
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