• テキストサイズ

暗殺者の愛で方壊し方

第6章 映画鑑賞はお静かに




「!!!!」

聞こえてきた声に。
絶句。
え。
今………。


「あたりまえでしょう?時雨は寝ていればこんなことされて許すんですか?」


ゴロン、て教授が仰向けに、なって。
驚いて見下ろした教授と視線がかち合う。
だけど。
驚いて目を見開くあたしのそれとは違い、教授は睨むように、あたしを見上げてる。


「な、何………」
「返事は?時雨」

返事。
返事?

え。
頭、パニックで答えが出てこない。
返事。
何の?


「教えたでしょう?」
「え、と?」

待って。
怒られるの、あたし?


「仕方ないですね」


よいしょ、と。
起き上がった教授は、先程と同じくソファーの上、あたしを後ろから抱きしめて。
違うのは。
ソファーに座り左足を立てた教授の膝へとあたしの左足を、かけて。下ろした右足は開かされたまま、やっぱり教授の右膝へとかけられている。

「きょ、じゅ?」


恐る恐る、教授を見上げれば。


「『いい』と自分から言いましたよね?時雨」

にこりと、悪魔な笑顔が降ってきた。

「映画が終わるまであと30分くらいでしょうか?返事、聞かせてくださいね?」
「え」
「一緒にみましょうか、映画」



にこりと教授がおそろしく美しく、笑って。


教授の両手が。
直接下着の中。
あたしの1番弱いところを。


一気に攻め立てた。



/ 90ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp