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暗殺者の愛で方壊し方

第6章 映画鑑賞はお静かに



「!!」


そー、と教授を下から覗き見れば。
やっぱり真剣に映画鑑賞していて。
勝手に反応しちゃった事実に恥ずかしくなって俯いた。







でも。

さっき、から。
きっと真剣に映画を見てるだけ、なんだろうけど。
胸やら下半身やら腰やら。
微妙に触ってくるから。
こっちは全然映画に集中なんて出来なくて。
さすがに文句言ってやろうと教授の右手を掴んだ。

「教授!!」


けど。
ダラン、て今度は両手から力が抜けて。
ぽすん、て。
教授の頭が肩へと体重ごと乗っかった。


あ、れ。
寝ちゃった?
教授が?
酔った?
いやいやいや、そんなわけない。
いやでも。
『疲れて』って、言ってたし。
て、ゆーか!!
寝顔!
寝顔、見たい!!
寝顔どころか、教授が寝てるの、レアすぎる!!


そー、と教授の寝顔見ようと横を向けば。
教授の両手が、捲れ上がったスカートの中、下着の上と回されて。
呼吸に合わせて、指先が動く。

「っ」

触れるか触れないか、絶妙な力加減。
慌てて両手を掴んで、スカートを直す。
すると今度は、耳元で教授が動くから、吐息が、耳を犯す。

なんなの!?
寝てるはずなのになんでこの人こんなえっちなの!!
さすが変態さん。
んー、て。
教授の頭をずらせば。
今度はうまい具合に何故か膝枕。
しかも時々教授の手のひらが膝をなでたりするもんだから。
それに反応しちゃうし。
教授が膝枕へと移動したせいでほぼ捲れ上がったスカート、寝返りをした教授が息を吐き出す度に秘部へと息がかかる。


「………きょ、じゅ」


なんなの。
なんで動かないの!?
お、も、い!!

ぐいぐいと教授を動かそうと頑張ったはずが、指先が、今度は下着越しにゆっくりと秘部を引っ掻く。
嘘でしょ!!
なんなの。
何これ。
待って待って。


「……きょーじゅ絶対、起きてるでしょお!?」


ぎゅう、て。
目を閉じて。
両足に力を入れた、瞬間。


「起きてますよ」

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