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暗殺者の愛で方壊し方

第1章 壊してあげる


「誰です?雨音くんですか?答えによっては殺しますけど」
「ち、がう!!怖い!怖いから教授!顔マジだよっ?」
「大真面目です」


余計怖いし。


「で、誰です?こんなやらしい痕なんて残したやつは」


「………虫?」
「は?」
「虫に、刺された……」


厳しい。
うん、わかってる。
厳しい言い訳なのは。
だけどこの状況じゃあははー、なんて惚けるしかなくない?


「そうですか」

「………う?うん、そうそう!」

おや?

「参っちゃうよねー」
「時雨は虫にまで好かれちゃうんですねー」

おやおや?

「困るなぁ」


「…………なんて言うわけないでしょう。バカですか」

…………デスヨネ。




「なんでそんなに言いたくないんです?」
「………」
「やましいことでも、あるんですか?」
「………」
「そうですか」





はぁ、と大きなため息ひとつ。



教授は来ていたスーツを脱ぎ捨て。
ネクタイを、緩めた。












「……ぅ、っあ、ぁあ……っ、っあん、やぁ…ッッ」




ビクン!!
ビク、ビクンッッ!!


何度目かもわからない昂りに。
身体はさっきからずっとビクビクと痙攣が止まらない。
口の端からは、涎が流れ落ちる。


「辛いですか?時雨?」


「ん!!辛い!もうやだ教授!お願い、もぉ……、ひァッッ、やぁ━━……ッッ、やだぁ!!教授っ」
「真っ赤になって震えて、ここもかわいいですよ、時雨は」
「や……ッッ、だ!!もぉぶるぶるやだぁ!!」
「そんなに気持ちいいなら、もっと上げましょうか」

「や……っ!?やめ……!!」


カチカチカチ、と嫌な音が耳へと響いて。
教授はふたつのピンク色のローターを、胸の先端へと押し当てた。



「ぃ……っ、やぁあああ━━━━━ッッ!!」



チカチカする。
全身に蓄積される快感を逃したいのに。
教授が完全に体重を掛けて乗っかってるせいで仰け反ることも出来ない。
腕ごと教授の身体が押さえ付けていて。
指先しか、動かせない。
唯一動く足をバタバタと動かせば。


「ぅ、っぁあ……っ、ぁ、ぁあッッ」


なかと、下着の中に入り込んだ別のローターが下半身を攻撃する。

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