第1章 もう1人の最強
「今回はまた酷いね。任務大変だった?」
「悟が押し付けたんでしょ」
「人聞き悪いなぁ。どのぐらい寝てないの?」
「……3?いや、4日目だったかな。ここ数日は全く」
「そりゃフラフラになるね。よく1ヶ月の任務こなせたね」
僕の部屋に連れて行き、ベッドに寝かせる。
真白は僕が居ないと熟睡出来ない。
僕が居ない状態だと小さな物音や気配で起きてしまう。
寝れて3時間。
だが基本的には1時間寝れば良い方だ。
「お疲れ様」
「……いつも通りお疲れサマンサぐらい言いなさいよ、馬鹿」
「えー、いつもは辞めろって言う癖にー?りふじーん」
力なく笑う真白に、今回は相当だなと感じる。
「1時間だけなら、一緒に居てあげれるよ。
ほら、ちょうど昼休憩だし!」
「ん」
無言で隣を叩く真白。
隣で男が寝るのに、襲われないと思ってるとか甘ちゃん過ぎでしょ。
即食うよ、戴いちゃうよ。
ドロドロに溶かして、1時間余すことなく食い散らかしたい。
「……悟。当たってる」
「しょうがないじゃん、真白がこんなに近くに居るんだもん。
ずっとシてないし反応するよね〜」
「シないよ?」
「分かってるって。おやすみ」
「ん、おやすみなさい」
右腕を伸ばせば、その上に頭を乗せる真白。
僕に抱き着き、目を閉じる。
こんなに近くに居るのにお預けなんて、罪な女だよ、お前は。
柔らかい林檎を2つ押し付けてるし。
*****
「んっ……っ、ふ……さと、る?」
「あ、起きたー?」
「っ何して!?」
ぼんやりとする目で下を見下ろせば、一切の服を着ていなかった。
そしてなぜか悟と繋がっている。
なぜだ。
「やー、我慢出来なくなっちゃってさー。良いよね?こんなに濡れてるし」
「やっ、良い訳、なっあぁっ」
「あー……すげー締まる」
「っ、ぜっ、たい、あとで殴る!」
腰を掴み、グリグリと奥へ奥へと押し込んで来る。
あまりの圧迫感に息が詰まる。
グチュグチュと水音が響き、と呼吸が早まる。
「ひゃあっ、あぁっ、やだ、さとっ」
「ん?イキそう?」
「っ、あぁっ、や、もっ、むり、ッッ」
「っは、エロ……でも僕まだだからもう少し付き合ってね」
「や、だっ、むり、むりっ」
「聞こえなーい」
「はぁッッ……!!」