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【呪術廻戦】溺愛君主は甘やかしたい

第1章 もう1人の最強


これは術式とは違って、生まれ持った能力。
2個持ちは珍しい。



「や。随分顔色悪いね、真白。
でも恵と距離近いのは許せないな、あとでお仕置ね」
「そういうのは俺の居ない時に言ってくださいよ」
「お姉さん?大丈夫?」
「さと、る?」
「とりあえずどこか身体休められる場所行こっか」



ヒョイッと軽々抱き上げられる。
皆見てる前で、凄く恥ずかしい。
でも安心する。
悟の温もりも、匂いも。
ちゃんと生きて帰って来れたんだって実感出来るから。




*****



「なぁ、伏黒、あの人大丈夫なの?」
「五条先生が着いてるなら問題ないだろ」
「ところであのお姉さん何者!?すっげー美人だよな!」
「……それ、五条先生の前で言うなよ」
「え、なんで?」



あの人、辻咲真白は五条先生の恋人だ。
付き合い長いのにさっさと籍を入れないのには何か複雑な理由があるのだとか。
腰まである長い黒髪は癖知らずで、動く度にサラサラと流れる。
五条先生と並ぶ特級呪術師で、呪術師界隈ではかなりの有名人だ。




「あの人が1年の副担任だ」
「マジ!?」



能力的にサポートに周りがちだけど、五条先生曰くブチ切れさせたら先生よりもヤバいらしい。
詳しい術式は知らないけど、治癒は副産物らしい。
そのぐらい強い術式を持ってるってことか。
実力で五条先生と肩を並べるぐらい。
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