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Dusty knife【アンテ】

第12章 くどく【サンズ】




 サンズをくどいた。


「ひょっとしてアンタも
 同じ気持ちなのかい?」


 サンズはニタニタと
 意地悪くわらっている。


 サンズに気持ちを伝えた。


「オイラも好きだぜ」


 それはケチャップの事だろう。
 PLAYERはサンズのボケをさえぎった。


「まさかのボケ殺し」


 サンズは、ガッカリしている。
 彼はボケるのをやめた。


「OK、マジメに喋るよ」


「アンタは、オイラの気持ちを
 聞く必要はないんだ」


「アンタはオイラに、好きか嫌いか、
 ハッキリ言わせたいようだが」


「オイラの気持ちを知ったところで、
 告白の答えはどっちも同じだからな」


「なぜかって?」


「自分がしたことをよく思い出せ」


 PLAYERは胸に手を当ててよく考えた。


 そして、あの時間軸で犯した
 罪の数々をかぞえた。


 サンズを殺したこと、
 サンズの弟を殺したこと、
 サンズの友達を殺したこと、


 地底中のモンスターを
 殺して回ったこと、・・・。
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