第9章 くどく【メタトン】
「ボクもね、おなじやつぬってるの」
メタトンは、そくめんをみせた。
PLAYERとおなじにおいがする。
「これでダーリンも、
メタトンとおそろいだね!」
メタトンはライトをくりかえし
ひからせた。
ごきげんなカラーだ。
PLAYERはクリームのこうかを
ためすことにした。
PLAYERはメタトンをくどいた。
メタトンはウデをドリルのように
まわしながら
がばっちょしてきた。
「そんなかわいいこといわないで
ダーリン!!
リボンでかざりつけて
ケーキにブチこむぞ!」
PLAYERはハグされたまま
メタトンをくどいた。
「あれっ、まさかほんきだった?
フフッ・・・ダメだよダーリン」
PLAYERはメタトンをくどいた。
「メタトンはみんなのスターなんだ。
スターは、てがとどかないからこそ
かがやいてみえる。そうだろう?」
PLAYERはメタトンをくどいた。
「ボクとデートがしたいんだね」
「ボクとのデートはつねに
エキサイティングでスリリングさ。
ついてこれるかい?」
PLAYERはメタトンを
ねつれつにくどいた。
「ダメ!!じょうねつがたりないッ。
もっとだ!」
メタトンは、じぶんで
せなかのボタンをおすと
EXにへんしんした。
りょうて、りょうあしをクロスして
なぞのポーズをキメている。
「そんなんじゃ、ふれたらさいご
もえつきちゃうぜ?」
「だってきのう、
アルフィーが
じどうしょうきゃく
しょりシステムを
ボクにアップデートしたからな!」
「しかもときどき、ぼうはつするんだ。
なかなか、スリリングだろ?」