第9章 くどく【メタトン】
PLAYERはおちこんでいる。
メタトンがやってきた。
「どうしたんだい、ダーリン?
あたまにキノコはやしちゃって」
「ナンパしても、
だれにもあいてにされないって?
Oh、そいつはザンネンだったね」
「みんな、キミのことを
だいじにしてるからこそ、
手ださないんだけどねー・・・」
「そうだ!
こんなときは、METAブランドの
イケメンクリーム!
こいつをぬったら、
みんなキミにメロメロさ」
「そう!ボクがTVのまえのみんなを
トリコにするみたいにね」
「えっ・・・
ボクをメロメロにすることも
できるのかって?
どうだろう?ためしてみて」
PLAYERは、メタトンから
METAブランドのイケメンクリーム(TM)を
タダでもらった。
「さあ、ぬって。
ボクにかんそうをきかせてくれ」
PLAYERはみみのうしろに、
METAブランドの
イケメンクリームをぬった。
PLAYERはみみのうしろに、
METAブランドの
モテモテスライムをぬった。
PLAYERはみみのうしろに、
METAブランドの
ビューティヨーグルトをぬった。
PLAYERはかおをしかめた。
ベタベタして、
ヘンなにおいがする・・・。