第5章 開花
『な、何するの...!?』
「安心して。怖くないよ。君はこれからもっと高貴な存在に...」
そういって康汰先生は素早く私の左右の腕を掴むと、ベットに着いていたらしい手錠で拘束する。
『やめて!!』
「暴れないで。手が傷ついてしまうよ...。」
手を拘束され、身動きがとれないこの状況が怖くて、精一杯暴れる。
手錠で切れて、私の腕から、血が滴ってくる。
それでも構わず、暴れることをやめなかった。
「無駄な抵抗はしても無駄なのに...。」
『いや、それをどうするつもりなの!!やめて!!』
「大丈夫。1口で飲み込んでくれればいいんだ。そしたら君は楽になれるんだ。怖くないさ。」
私の顎を強引に掴み、受胎九相図だと思われる、胎児のミイラのようなものを私の口へ近づけてくる。
(嫌だ嫌だ怖いヤメテ怖い)
『いやーーーーー!!!!』