• テキストサイズ

赫血月華(仮)

第3章 月華繚乱



「わかった。連絡をくれてありがとう。すぐ行く。」

「はい。宜しくお願いします。10分程で高専に着きます。」

「気を付けて。珠をよろしく。」

「はい。では。」


珠...。


「珠さん、どうしたんですか...。」

「怪我、酷いんですか?」

「え、翠さん、平気なの!?助けに行かなきゃ?」

「...ごめん、皆。お寿司は今度でもいいかな?」

「「「もちろん!」」」

「ありがとう。運転手さん、ここで1人降ろしてください。」

「あ、はい。」

「僕、ちょっと先に行くから、3人はこのまま高専に帰っておいで。これ、カード、恵に渡しておくから。」

「わかりました。」

「翠先生のところ、早くいってあげてください。」

「情けない顔ね。そんな顔して翠さんに会いにいったら、冷められちゃうわよ。もっとシャキッとしなさいよ...。」


3人に励まされてしまった。
タクシーを降りて、高専の医務室までとんだ。


そして現在。

「硝子!珠は!!」

「ちょっと、五条、落ち着きな」

「腹に穴って...聞いた。」

「うん。反転術式で治したから塞がったよ。」

「そっか。よかった...。」

「でもね、血が足りないのよ...。」

「え?」

「大量出血してた上に、術式まで使ったみたいで、血液が足りないのよ。しかもこの子の体質上、輸血出来る血液がない...。」

「血...。僕の血を使って。前に珠が僕の傷を自分の血で塞いでくれたとき、問題なく馴染んだから。」

「わかった。確認させて。腕出して。」

「うん。頼んだ。」

/ 49ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp