第3章 月華繚乱
五条が彼女に手を振って呼び寄せると、スカウトマンを放って、彼女はこちらに近づいてきた。
「釘崎 野薔薇。喜べ男子。紅一点よ。」
「俺、虎杖悠仁、仙台から!」
「伏黒恵。」
「五条悟、君たち1年の担当だよ。」
『翠 珠。同じく高専で先生しています。釘崎さんよろしくね。』
釘崎さんはなんだか少し不服そうだったが挨拶をすると、五条に東京観光という名の呪霊退治に連れて行かれた。
私は、というと...
『じゃぁ、釘崎さんに挨拶も出来たし、私は任務に行ってくるね。』
「うん。翠、気を付けてね。」
「え!翠さん行っちゃうんですか?さみしいですぅ。」
『任務が終わってまだ皆が居るようなら、合流させてもらうね。』
「はい!待ってますね!」
「珠さん、気を付けてくださいね。」
皆に別れを告げて、伊地知さんの車に乗り込んだ。
『お待たせしました。』
「いえ、よろしいんですか?」
『はい。向かってください。』
「わかりました。」