第3章 月華繚乱
私は朝から任務の準備をして、3人目の1年生のお出迎えの為に家を出た。
原宿駅の前に着くと、すでにめぐと虎杖くんは集まっていた。
「あ、翠先生だ。おはよーございます。」
「おはようございます。」
『2人ともおはよう。早いね。』
「先生も5分前じゃん。普通だよ。あれ、五条先生は?」
「あの人は多分、時間ぴったりには来ない。」
「そーなの?」
『まぁ、あいつはそういう人なのよ。』
「ふーん。そういえば、1年生が3人しか居ないって少なくね?」
「じゃぁお前、今まで呪霊が見える奴あったことあるか?」
「いんや、ない。」
『それだけマイノリティーってことよ。』
「そーいうもんか。」
「お疲れサマンサ。お、悠仁。制服間に合ったんだね。」
「うん。でもなんか伏黒と微妙に違うんだよな。」
『要望すれば、カスタマイズとかもしてくれるんだよ。』
「え、俺、そんなの頼んでないけど?」
「僕が頼んでおいたよ~。」
「気を付けろ、この人、そういうところあるから。」
虎杖くんの制服について話していると、遠くから女の子の声が聞こえた。
スカウトマンの人に、自分はどうだ。と迫っているみたい。
「えー、俺たち、あれに話しかけるの?はずかしー。」
「いや、お前も大概だからな?」
『自分に自信があるって、素敵じゃない。』
「おーい。こっちこっち。」