• テキストサイズ

桜月夜の、鎖

第4章 代償


「…………っ」


瞳に宿った意地の悪い歪んだ光。



やっぱり。
わざと。




「………………………知らない」



「あ、そ」






震えも涙も止まらない体には。
少しの刺激でも辛くて。
息がとまるくらい、辛くて。
そんなの。
蓮はたぶん、わかってる。
わかっててわざと、緩い刺激しか与えてくれないんだ。





「桜月」



たくさん溢れた涙のままに、ゆっくり見上げた蓮は。
すっごく甘い瞳で、あたしをまっすぐに見下ろしてた。




「そろそろ、限界?」


「……………………っ」



限界。
なんて、とうに越えてる。
何いってんのこいつ。



「認めろよ」






「━━━━や、っぁあ……ッッ、ゆびッッ、いれるの、やめ……っ」




とっくに限界なんて超えてる。
身体にも、手足にも力なんて入らない。
なのに。
蓮の指がなかを浅く刺激する度に、震える。
もっと奥まで欲しくて。
勝手に腰が動く。



「おまえの身体はこんなに俺を欲しがってんのにな」



「れん……ッッ、手、ほどいてっ、ゆび、抜い……っ」




一瞬。
一瞬だけ指先が掠めた膣癖の、なか。


ビクンッッ!!



て。
電流が身体を突き抜けた。





「……………もう、逃げんな」




「や、だ……っ、れん、おねが……ッッ」

「欲しがれよ。もっと俺を、欲しがれ」


「…………ッッ」





「……………言えよ、楽にしてやるから」



/ 121ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp