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桜月夜の、鎖

第1章 最悪の再会


ギリ………っ、と。
伸ばした右手で枕に爪を立てる。
顔を上げる力も、もう残ってない。



「……んっ、ぁああ……っ」



打ち付けられる感覚だけが、鮮明に残る。
全身の感覚も力も全然ないのに。
子宮をノックする蓮の存在だけが、リアルに脳を支配する。


「蓮っ、蓮もぉやだぁ………っ」


蓮が膜越しに白濁した液体を吐き出しても。
何度も何度も。
繰り返し挿入ってくる熱く硬いもの。


「━━━━━━---……ッッ」


蓮の荒い、息使いが聞こえて。
同時にドクンドクンと、なかで脈打つ蓮、自身。
ゆっくりとそれが引き抜かれると同時に。
あたしの身体もベッドへと崩れ落ちた。


けど。


「━━━!?」


ぐちゅ、って。
なかをさらに犯す、細く長いもの。



「ゆ、び……っ、やぁああ!!」


嘘。
嘘嘘嘘ッッ!!


「蓮ッッ、蓮!!もう無理!!壊れる!壊れちゃう!おかしくなるっ」

「なれよ」


━━━━━ズン!!


て。
激しく重い、衝撃。
指の代わりに蓮が、またあたしを犯していく。


「とっくにもう、狂ってんだよ」


「ふ……ッッ、ぅぅ」


「おまえも堕ちろよ」



蓮の言葉が、繋がらない。
頭が処理出来ない。
理解が、追い付かない。
ただの言葉の羅列にしか、聞こえない。
意味が。
わからない。


繋がらない。



「一緒に、堕ちろよ。━━━━桜月」




「ひぅ………っ、ぁああ━━━━━ッッ!!」



ぼんやりと耳に届いた言葉の羅列。
その言葉を理解する前に。
あたしの意識は深い闇の中へと沈んでいった。
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