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【ツイステ】サバナ寮の番人

第3章 NRC入学式


『ところで…レオナさんは?』




ラギー「それなら、ほら。あっちで寮長として仕事してるッスよ」




ラギー君が指差した方を見ると、確かにレオナさんがいた




『あはは…嫌そうな顔してる』




ラギー「いいんじゃないッスか?こんくらいしてもらわなきゃ」




この式典まで、準備やら何やらを押し付けられた同士なので気持ちは分かる




ラギー「あ、そうそう。新入生入ったらもうちょっと愛想良くしてほしいんスけど」




『何で?』




ラギー「だって関わりあるオレら以外には、真顔で声も出さないじゃないッスか」




『…だって、面倒だし…全員と関わる必要ないでしょ』




ラギー「周りからは、冷徹、黒の番人、鳴かない烏…えっと後は」




『竜の護衛、清楚な猛獣、笑わない天才とかも聞いたことあるかも』




ラギー「そーそー、そんな風に言われてるんスよ?」




『別になんて言われたって関係無いし…ラギー君達がいてくれれば充分だし』




ラギー「パイプは必要ッスよ、何事にも」




『じゃあ、少数だけには愛想良くする』




ラギー「ま、上出来ッスかね。おっとそろそろだ」




諸々の準備が終わり、新入生が入ってくる




その後は学園長の話だったり寮分けだったり…




『ふぁ……』




少し眠くなってきた、というか途中から学園長がいなくなっているが何故だろう?




『ま、いっか…』




それよりも今年の新入生は面白そうな子がいた。銀髪の大柄の獣人や可愛らしい男の子が気になった




『ぁ…サバナクローだ』




ラギー「シシッ、気になるッスか?」




小声でコソッと聞いてくるラギー君




『うん、ちょっと気になる』




そんな話をしつつ、式が終わるのを待つ。式も終盤に差し掛かった頃…




?「ふなぁぁ~!!オレ様も入学させるんだゾ」




鏡の間に狸?が乱入し、辺りに火を吹いていく




ラギー「マズイことになったッスねぇ…」




『とりあえず火を消して、あの狸を捕まえないと』




鏡の間の所々で燃え盛っている炎を水魔法で消していく




?「ハートの女王の法律23条、祭典の場に猫を連れこんではならない。これはルール違反だよ」




その声と共にガチャンと言う音が聞こえた
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