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【ツイステ】サバナ寮の番人

第4章 可愛くて面倒な新入生


『っ……』




いた、あの子、僕が冷たくしたあの子…




ジャック「先輩っ…!どうし、て…」




あの子…ユウ君は人に囲まれていた、多分新入生。特別入学が気に入らない?




『ジャック、これ持ってここにいて』




否、そんなことを考えてる場合じゃない




ジャック「…嫌っす、俺も何か」




『ならジャックは、あの子保護して守ってあげて』




返事を聞かずに、後ろに行き振り上げた腕を掴む




『…その子に何してるんだ』




モブ「あ?誰だよアンタ」
モブ「邪魔すんならお前も同じ目に合わすぞ」




ユウ君は泣いていた、静かに。僕はスッと息を吸い




『僕は黒の番人だ。生きて帰れたらお前らの上の奴らに聞いてみろ』




そう言うと同時に掴んでいた腕を引き、背中に蹴りを入れる




モブ「カハッ…」




向こうは力でゴリ押ししてくるタイプだが、問題ない。力の差は技で、能力の差は質で埋める




腹に重い蹴りを入れたり、思いっきり顔を殴る。骨が多少逝ってる奴もいるだろう




ドサドサと次々に倒れていく奴ら、リーダー格であろう一人だけを残した




モブ「な、なんだよ!なんで…なんでソイツに肩入れすんだ!」




足払いをし、うつ伏せに倒れさせ片腕を捻りあげる




『何で…?…大切な後輩を守るのに理由なんている?』



モブ「な、んだよ…魔法が使えない奴なんて、この学園にいら…う”ぁぁっ!」




それ以上言わせないように更に捻り上げる




『これ以上この子に関わるな』




モブ「はっ、無理な話だ。コイツが居なくなるまで…」




掴んでいる手に力を込める、モブの腕や肩からはミシミシと聞こえる




『そうか、なら選べ』




モブ「は…?」




『僕の言うことが聞けないなら、お前の四肢どれかで許してやる。選べ、腕か脚、右か左を』




モブ「な、なに…いって」




僕はとびきりの笑顔で言った




『決められないなら仕方がない。四肢全てを取ろうか、その方がいっそ楽だろう?あぁ…安心して、僕は医学にも精通してるからどこをどう切れば死なないか分かっている。痛みを感じない魔法もね』
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