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【ツイステ】サバナ寮の番人

第3章 NRC入学式


アクセサリーを集めていると、一際綺麗なものを見つけた




『凄い……レオナさんの瞳みたい』




そのイヤリングは、雫型のエメラルドが使われているもので、色がレオナさんの瞳そっくりだ




レオナ「誰が何だって?」




急に上から声をかけられ、驚いて上を向くと至近距離にレオナさんの顔があった




『ぁ……おはようございます』




レオナ「ん?あぁ…そのイヤリング気に入ったならやるよ」




『え、いいんですか?』




レオナ「あぁ、片方は実家に送り返して別のアクセサリーになってるからな」




『…散乱させて片方見つからなくて、っていう流れですか?』




レオナ「ラギーがキャンキャン煩かったからそうだろ」




『……本当にいいんですか?』




レオナ「俺は別にどっちでも構わねーよ」




『貰います!…ありがとうございます』




レオナ「こっちこい、つけてやる」




ベッドの上で胡座をかいているレオナさんの前の縁に座る




レオナ「おい、俺にそこまで動かせるつもりか?」




『じゃあ、どうしろって言うんですか』




レオナ「俺の前に来い、そんだけだ」




靴を脱いで、ベッドの上に上がりレオナさんの胡座の上に乗る




レオナ「……おい」




『なんですか?僕は言われた通りにしただけですけど』




レオナ「チッ…ガキかよ、ほらさっさと渡せ」




レオナさんの手にイヤリングを乗せ、左耳を出す




レオナ「こっちでいいのか?」




『はい、レオナさんとお揃いです』




一瞬レオナさんは不可解だと言う顔をしたが、すぐにニヤリと笑い




レオナ「そうだな」




そう言って、パパッとつけてくれた




『レオナさんって面倒見いいですよね、お兄ちゃんみたい』




左耳に髪をかけ、イヤリングを触りながら言う




レオナ「どうだろうな、面倒くせぇ毛玉がいるだけだ」




『毛玉?…ぁ、レオナさん髪ほどけてる』




レオナさんと向かい合い、胡座の上に正座で座る




レオナ「あ?…ほっとけ」




『僕直します!さっきのお礼』




ブラシやゴムを魔法で運び、髪を触る




レオナ「はぁ…勝手にしろ」




『はい!』




そう答え髪を触り始めた
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