第2章 沙明【幸せな夢を求めて】
はカプセルの中に入り、横になった。
「ほら…沙明はやくおいで?」
「言われなくても入るって……それとも……そんなに俺と一緒に寝たかったのか?ンーフーン?」
「……えへへ。満更でもなかったりする……」
は顔を真っ赤にして指と指を合わせていじいじしている。可愛すぎる。
男の俺が入ると、やはり窮屈になった。
のあんなトコやこんなトコが当たって………正直たまんねェ。
「んっ…ごめん。あたりまえだけど狭いよね…こう、体制を変えたり…」
「謝るこたねェよ…だって、俺からしたらご褒美だし!」
モゾモゾとカラダを動かすたびに
のたわわな胸がマイハートに重なって…
「…あのさ、こんなこと言いたくねェけど」
誘ってんのか?ぶっちゃけ股間が…ヤベェんだけど、に悟られてないか。今までこの胸でどれだけの男虜にしてきたんだ?てか、胸だけじゃないこの顔この性格で惚れない男がいんのか?根拠の無い推察だけど、きっと数々の男に告られてきて…でもコイツの性格的にハッキリ断るのもなかなか出来ないからさぞかし大変で…
「巨乳ってのも、楽なことばっかじゃねェよなぁ…」
「いきなり何!?すごい哀れみの目…いや確かに、服着る時胸元キツかったり、暑い日は汗かくし大変だけどね」
フーン…男からしたら、そんなこと大した問題じゃねぇ!でかかろうがちいさかろうが胸であることに意味がある…とか言いたいところだが。まあ、女には女の事情があるっつーコトで。