第4章 オーディション
放課後
私はラズベリーズの事務所に行った
今日は、とりあえず二人の相性とかを調べるらしい
相性が悪くてもユニット続けるらしいけど
あーぁ、意気投合したいなー
こういうのって二人の息が合ってないと
上手くハモれないって言うし
その点パパたちは
すっごい意気投合してるから
ハモリが超キレイなんだよね!
いいなぁ
「おはようございます」
夕方だけど「おはようございます」って言って
部屋に入った
芸能界では何時でも「おはようございます」なんだってパパが言ってた
「おはようことりちゃん」
「梓さん、おはようございます」
メロディーまだ来てないんだ
「曲できましたか?」
「もうすぐみたい」
もうすぐなんだー
ワクワクするな
どんな曲だろう?
「梓さん、メロディーまだですか?」
「もうすぐみたいね」
早く歌歌いたいのになぁ
「おはようございます」
あっ来た!
「おはよう」
メロディーはかばんを机の上において
私のところに来た
「よろしくね」
「あっ、よろしく」
二人そろったので
早速練習がはじまった
とりあずまだ曲が出来てないので
適当に歌いやすそうな曲を選曲して
二人で歌うらしい
「366日に決定」
二人で決めて
366日のメロディーが流れた
私はハスキーなので低音担当で
メロディーは高音らしい