第3章 ~転機~
それにママによると
叩かれる(アンチ)のことも心配らしい
やっぱりテレビに出ると、叩かれたりするもんね
よくインターネットの掲示板で
芸能人の悪口みかけるし・・・・・・
でも、それでも私の夢だもん
「ママ!私勉強もがんばるよ、アンチも平気だもん」
私が言うと
パパはポンポンと私の頭を叩いた
翼にパンッてやられるのは嫌だけど
パパにポンポンッてやられるのは好き
「ことりがやりたい道なら、パパは止めないよ」
「ありがとうパパ!」
「しょうがないわね、でも無理しちゃダメよ」
なんとかパパとママの了解を得れたので
私は笑顔でパパとママにお礼を言った
「お姉ちゃん頑張って」
「うん」
「じゃあ明日パパがオーディション用紙をもらってきてやるよ」
「ありがとー」
こうして私の新しい生活が始まろうとしていた
ね、もしここで私たちのどちらかが
オーディションを受けてなかったら
あんなに楽しい日々は過ごせなかったね
ね、メロディー・・・・・・