第2章 新しい生活
「さて、俺は買い物に出るが、一緒にどうだ?」
鴉を見送った杏寿郎は、部屋を箒で掃くに声をかけた。
「はい。お供します。」
塵取りでごみを集めながらは答えた。
煉獄の屋敷で働き始めたときに支給されたワンピースを身に着けている。
町に出ても問題は無い。
「うむ!では行こうか!」
2人は玄関に向かい歩き出す。
まだ昼まで時間がある。
少し町でゆっくりするのもいいかもしれないなと、煉獄は考える。
町を少し案内してみるかと思い付き、実行する事にした。
町まではそう遠くはなく、他愛ない話をしながら歩いていく。
今まで生きてきた世界が違う2人の話は、それぞれが知らない事で溢れていて退屈する事はない。
ありふれた日常の話がおとぎ話のようで、お互いの興味をひく。
そうこうしているうちに、店が並ぶ通りに到着する。
まずは用事を済ませてしまおうと、煉獄の目的の店へと向かう。
竹刀や木刀を扱う店へ2人は並んで入って行った。