第2章 新しい生活
蝶屋敷から煉獄と共に歩き出したは、先日の話を思い出す。
「俺の屋敷で手伝いをしてくれないか?」
娘の出産の手伝いをしたいと言う家政婦に暇を出したところだった煉獄にも、都合の良い話であった。
「そうですね、煉獄さんのお宅でしたら安心ですね。」
と、安心の言葉に含みがある胡蝶。
見張りも兼ねて、といったところかとは考える。
「お体に、特に悪いところは無さそうですし、体力が戻れば退院して結構ですよ。」
作った様な笑みで胡蝶は続けた。
「あ、胡蝶さん、治療していただいてありがとうございました。」
は胡蝶に向かい頭を下げた。
「いえいえ、私は自分の仕事をしたまでですので、お気になさらず」
笑みが少し柔らかくなった様に感じた。
「皆さんも、あの日守って下さってありがとうございました。」
3人組と煉獄へと頭を下げる。
「そんな!俺達こそ、煉獄さんを助けてもらってありがとうございます!」
炭治郎が慌てた様に言う。
「よくやったな!俺の子分に加えてやってもいい!」
伊之助が続けると、
「お前は恩人に向かって何言ってんだ!!」
善逸が突っ込む。
元気だなぁと、3人の様子を眺めていた。