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ファンタジーからこんにちは。(鬼滅煉獄夢)

第4章 戦場に帰る。




そろそろ日付が代わる。
町中に配置した隊員からは、未だに何の報告も上がらない。

感付かれたか?
宇髄は眼を細め夜空を睨みながら思案する。
昼の大雨が大気を洗い、星が輝いている。
新月な様で、月明かりはない。



「宇髄」
ピリッとした空気と同時に煉獄の声が届く。


「ああ、ド派手に気配が濃くなりやがったな。」




始まりを告げる様に、町の外れで轟音が響いた。


宇髄と煉獄は同時に其方へと振り替える。

のいる宿とは離れているという事に煉獄は安堵する。


しかし、
ドガン、ガシャンと、町のあちらこちらから建物の崩れる様な音と、悲鳴、戦闘音が鳴り出した。



「何だ!?」
複数の戦闘が勃発していた。


「宇髄!近いところから加勢に行こう!」
煉獄は走り出す。
呼吸は使えないが、鍛え上げた身体は俊敏に動いた。


「ここにいる隊士はそのまま待機!隠と協力して負傷者の救護に当たれ!」
宇髄は本陣に残る隊士に指示を出し、煉獄を追う。



路地に滑り込むと、先行した煉獄が怪我をした隊士を庇いつつ、鬼の首を落としていた。


「おかしい。手応えが無さすぎる。」
日輪刀を納刀しながら煉獄は言う。


確かに、呼吸の使えない煉獄にあっさりと倒される様な鬼が、これだけの被害をもたらすというのは不自然だ。


「次へ行こう。」
煉獄は戦闘音のする方を睨み付けている。


「負傷者を本陣に運び、動けるものは他の加勢に向かえ!」
宇髄は隊士に指示を飛ばし、今度は煉獄よりも先に走り出す。



戦闘をする隊士の加勢を続ける。
同じ姿をした鬼を複数撃破した。
どれも手応えがない。


「どっかに本体が隠れてやがるな。」

「ああ。このままだと埒があかないな。」



どうやら鬼は倒した側から新たに現れているようで、あちらこちらで戦闘が続いている。

隊士たちの消耗も激しい。
朝まではまだ時間がある。
急がないとこちらがもたない。


さて、どうするか。




疲労を感じ始めた煉獄は辺りを睨む。



その時だった。


空に向かって光の球が登り、弾けた。



――――あれは、のいる宿の方か!


一瞬の動揺。


「宇髄!頼めるか!?」
以前の様な身体能力が発揮出来ない煉獄は、元忍である音柱、宇髄に委ねる判断を下す。

確実に彼女を守る為に
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