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ファンタジーからこんにちは。(鬼滅煉獄夢)

第3章 音柱邸




ふう、と宇髄は息をついた。
「そろそろ戻るか。」
岩から腰を浮かせる。

「ああ、そうだな。」
煉獄も立ち上がる。


もと来た道を歩く。
「晩飯楽しみだな。嫁が三人とも張り切ってたぜ。」
並んで歩く煉獄にニカッと笑いかける。

「うむ!何が出てくるか楽しみだ!」
瞳を輝かせて答える。


川辺へ向かった時よりも、心なしか足取りが軽い。

背負っていた自責の念が宇髄の言葉により霧散したのかもしれない。

もう、柱として刀を振るう事が出来なくなったという事実。
それは幼い頃に母に誓った己の責務を志半ばにして放棄するという事ではないのか、代々受け継がれて来た炎柱が自分の代で途切れる事も申し訳ない。
あの日から、自分の奥底にくすぶっていたそんな悔恨は、小さくなっている。


思っていたよりも、自分は思い詰めていたのかも知れない。

不甲斐ない、という言葉を煉獄は飲み込んだ。











宇髄邸にたどり着くと、女性陣4人は台所で夕飯の支度に取り掛かっていた。

その様子を覗くと、姉が妹に教える様に3人の嫁がに料理について指南をしていた。


楽しそうな様子に、男2人はそっとその場を離れた。

縁側に並んで座り、他愛ない話をはじめる。






台所では食材や調味料、調理器具についての説明の合間に、女同士での会話に花が咲いていた。


話題が宇髄についてになると、嫁3人が生き生きと語り出す。
音柱である宇髄天元がそんな3人をとても大切にしているという事が、話の端々から感じられる。


「宇髄さんはすごいですね。みなさんを幸せに出来るって、本当にすごい人です。」
が感嘆の声をあげると、雛鶴もまきをも須磨も嬉しそうな表情をうかべた。


「ちゃんは、炎柱様とはどうなんですか!?恋仲ですか!?」
須磨が興奮ぎみにに顔を近づけて聞く。

は目を見開きぱちくりと瞬きを繰り返してから答える。
「いえ、違いますよ。そんな恐れ多い関係では無いですよ。」
キョトンとした表情を浮かべている。


「ええ~っ。そうなんですか?てっきり良い仲なのかと思っていました!」
須磨は心底意外だという顔をしている。


「じゃあ、は炎柱様のことどう思っているんだ?」
まきをも質問をぶつける。


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