• テキストサイズ

彼と私の恋姿(のんびり更新)

第9章 伝授





「ちゃん」
「はい?」
「ドキドキいってる」
「!!!」


やっぱり伝わってた。

どうしよう……すっごく恥ずかしすぎる。

そういうことは、言わないでほしいのに。


「櫻井さん、こそ」
「俺は、走ってきたからね」
「あ、そっか」
「……」

そうだよね。

私は何を考えてたの?

走ったら誰だって鼓動は速まるよ!








「うそ」


「はい?」


「俺、ちゃんが好き」


「……」


「会いたかった」


「……」


「すげぇ好き」









/ 109ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp