• テキストサイズ

彼と私の恋姿(のんびり更新)

第13章 恋人






私が嵐さんの楽屋に訪れたのは
別の局での撮影のとき。


つまりそれは、恋人として……。


現にいま、嵐さんがいる楽屋のドアの
手前側にいるわけで。

ドアをノックして「どうぞー」と
言ってもらえれば、入ることができる。


もちろん何度も見ているし、
話したことはないけど翔さんがいるし。

問題があるというわけではないけれど……


何故だろう。


私服だから?
他局だから?


緊張のあまり動悸が異様な激しさでいる。


「よしっ!」

自分にカツを入れて、大きく深呼吸をした。

そして、そっと二回、ドアを叩くと


「はいは~い」

という明るい声がして

ドアが、結構勢いよく開いた。



「翔ちゃんの彼女さん!いらっしゃい」


100点満点の笑顔で、まるで我が家のように
出迎えてくれたのは、ウインクが苦手な
相葉さんだった。



/ 109ページ  
エモアイコン:泣けたエモアイコン:キュンとしたエモアイコン:エロかったエモアイコン:驚いたエモアイコン:なごんだエモアイコン:素敵!エモアイコン:面白い
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp