• テキストサイズ

彼と私の恋姿(のんびり更新)

第9章 伝授



ドキドキして、動くことができなかった。

誰かが来たらどうしよう
見られたらどうしよう

そう思ったけど、動けない。


櫻井さんから伝わる鼓動が、
暖かくて、心地よくて……

ずっとこうしていたい、
なんて思ってしまう。


「櫻井さん」
「探したんだよ?」
「なんで、ですか?」
「なんでって……」


















「会いたくなったから……じゃ
ダメなのかな?」






ダメじゃない。
だって、嬉しいから。

私も会いたかった。

そう口にはしなかったけど、
櫻井さんと過ごす日々が癖になる。



/ 109ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp