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彼と私の恋姿(のんびり更新)

第9章 伝授




そんな時だった。

後ろから、天使の声が聞こえたのは・・・。


「櫻井、さん?」


すぐにわかった。

あぁ、彼女だ、って。


だけど、振り向けなかった。

こんな情けない姿なんて、見せられない。

それに、今見てしまったら、


抱き付いてしまいそう・・・。



「あ、え・・・ごめんなさい。間違えました」

「え?」


思わず声が裏返った。
それと同時に体も裏返してしまった。


見えた。



ちゃんだ。




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