I can do anything for you....
第3章 転校初日
柳「まぁいい。若菜は今どこに住んでるんだ?」
若菜「わたし今一人暮らしよ」
柳「…何?」
若菜「一人暮らしだってば」
柳「中学生の一人暮らしは好ましくないな。」
若菜「…跡部グループのマンションなの」
柳「だから跡部と知り合いだったのか…」
若菜「ごめんなさい黙ってて…」
柳「全く。家賃とかは跡部がやってくれてるのか?」
若菜「ううん。そこまでしてもらうのは本当に申し訳ないから、おじいちゃんが遺してくれたお金で家賃とか光熱費払って本当に一人暮らしって形で住ませてもらってるの」
柳「…そうか」
若菜「うん」
柳「さ、そろそろ戻ろう。みんな心配してる」
若菜「うん…」
ー戻
仁王「おかえりんしゃい」
若菜「ただいま、ごめんね、おそくなっちゃって!」
切原「大丈夫っス!」
ジャッカル「電話は大丈夫だったのか?」
若菜「大丈夫、ありがとう(ニコ」
真田「腹いっぱいになったか?」
若菜「うん!」
丸井「甘いもんが食いたい気分だぜ。」
幸村「ふふ、そうだね」
柳生「さぁそろそろ行きましょうか」
若菜「うんっ」
ー外
切原「あー腹いっぱい!」
真田「肉は重要なタンパク質だ。」
幸村「さ、みんなで若菜を送ってこうか」
若菜「え、大丈夫だよ、近いから!」
柳生「いえ、この時間に女性の1人歩きは危険ですよ」
仁王「そうじゃのぅ…可愛い女の子は襲われてしまうから危険じゃ」
若菜「で、でも…」
柳「ここは甘えておけ」
若菜「…じゃ、じゃあお願いします」
丸井「そーそー!そこは素直にな?」
若菜「ありがとう、みんな」
ー高層マンション前
切原「…すげー」
仁王「凄いところに住んどるんやのぅ」
幸村「…」
真田「ここで大丈夫か?」
若菜「うん、ここで大丈夫。みんなありがとう(ニコ」
ジャッカル「じゃあ、今日はおつかれ」
丸井「ゆっくり休めよ」
柳生「おやすみなさい」
若菜「おやすみなさい」
柳「大丈夫か?」
若菜「大丈夫だよ、ありがとう」
幸村「名残惜しそうだね、若菜。今日泊まってあげてもいいんだよ?」
若菜「…!ほんとに?」
幸村「…?」
全員「な…!!」
柳「精市」
幸村「冗談だよ、おやすみ若菜」
若菜「…うん笑おやすみなさい」
真田「それじゃあ」
切原「また明日っス!」