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第3章 転校初日


跡ー久しぶりじゃねぇの。なんでLINE見たねぇんだ、あーん?

若ーごめんなさい。今ご飯をご馳走してくれるって言ってくれたからスマホ見てなかったの。

跡ー誰がだ?

若ーあれ、言ってなかった?わたし転校したの

跡ー…何故だ?

若ーわたしはもう自由になりたいの。中学に入ってからやっと解放されたお思ったけど、やっぱり青学にいたら先生の中に紛れ込んでるんじゃないかって思って…今更なのは分かってるけど、転校したいと思って。。

跡ーじゃあなぜ氷帝じゃねぇんだ。なんで俺様になんの相談もしなかったんだ?あーん?

若ーこれ以上心配かけたくなかったの。ごめんね景吾。

跡ーちっ。謝んじゃねぇよ。。で?どこの学校に転校したんだ?

若ー……立海大附属中学校

跡ーはぁ?立海だと?

若ーそう。幼馴染がいるの。立海に。会いたかったの。

跡ーなんでよりによって立海なんだ…。立海と練習試合を組む。俺たちが勝ったら若菜は氷帝に転校だ。いいな?

若ーちょっと、勝手に決めない…

プチッツーツーツーツー

若菜「…なんなの。みんなして…もうやだ…(泣」

ーダメ。もう人前では泣かないって決めたのに…これじゃあ戻れないじゃん…

柳「若菜」

若菜「…っグス……どうしたの?蓮二!」

柳「…ギュ」

若菜「え、ちょっと蓮二?どうしたの?」

柳「泣きたければ泣けばいい。人前では泣かないって言うのはもう終わりにしよう。俺たちの前では…いや、俺の前だけでも泣いていい。泣いてくれ。お前の悲しそうな顔は見たくないんだ」

若菜「な、何言ってるの蓮二。わたしはっ…」

柳「…頼むから、あまり無理をするな」

若菜「…蓮二」

柳「お前は自分を否定し、自分を傷つけかねない。苦しむ姿はもう見たくないんだ、若菜」

若菜「蓮二、私は大丈夫だから。ね?そんな心配そうな顔しないで(ニコ」

柳「……」

若菜「さ、戻ろ?」

柳「…俺はデータテニスを得意としていて、相手の言うこと、考えてることが分かる。この意味が分かるか?」

若菜「…わかるけど…」

柳「…なら分かれ」

若菜「ビクッ……分かった。ありがとう、蓮二」

柳「…怒ってないから安心しろ」

若菜「嘘よ。怒ってるもん…」

柳「ごめん。」

若菜「蓮二が謝ることない。ごめんね、心配かけて」

柳「全くだ」

若菜「ごめんなさい」
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