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第3章 転校初日


幸村「なんか、少し寂しそうだったね」

切原「ホントっスね」

真田「ああ。」

ジャッカル「寂しいと思うぜ」

丸井「なんでわかるんだ?」

ジャッカル「俺の服の裾ずっと握ってたからよ」

丸井「なんで俺と代わらねぇんだよ!」

ジャッカル「仕方ないだろ」

柳「…」

仁王「柳よ、少しでもいいから教えてくれんか」

柳生「仁王くん、青学との練習試合が終われば教えて貰えるんですよ?」

仁王「じゃがのぅ…」

柳「…若菜はあのマンションに1人で住んでいる」

真田「む?マンションに中学生の一人暮らしは好ましくないな。」

柳「若菜に両親は居なくてな。一緒に住んでいたお爺さんも中学1年の夏頃に亡くなったらしい。」

真田「そうだったのか…」

幸村「ってことは、ひとりぼっちなんだね。家に」

柳「ああ。」

切原「…俺、夜は寂しくないように若菜先輩に電話するっス」

柳「赤也…」

丸井「おぉ、いい事言うじゃねぇか赤也」

ジャッカル「そうだな、俺たちで寂しくないようにしてやろう」

仁王「じゃあ俺は直接会いに行こうかのぅ」

柳生「…仁王くん」

仁王「冗談じゃ」

柳「…それがいいな」

全員「え?」

柳「なんでもない」

幸村「若菜は馴染みが早くて驚いたよ」

柳「良い人だと分かっているからな。」

丸井「あいつ、良い子だよな。今日初めましてだけど、良い子だってわかる」

ジャッカル「ああ。ほんとにな」

仁王「おまけに可愛いしのぅ」

柳生「そうですね、お綺麗ですし」

幸村「礼儀も正しい」

真田「うむ。頭も良さそうだしな」

柳「ああ。頭は俺と同じくらいだ」

切原「すげぇ。。。」

真田「何を言っている。お前が低すぎるのだ、赤也」

切原「褒めただけなのに怒られるんスか俺…」

全員「あはははは」

幸村「じゃあみんな、まあ明日」

全員「じゃあ」

ー解散
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